瓦礫の撤去進む!

桜が満開!うららかな陽気となった4月7日(日)、4回目の見学会を実施しました。
まさにお花見サンデーで、お子さん連れの方も含め55名の方が参加されました。

この日は聖蹟桜ヶ丘で開催されている「せいせき桜まつり」の影響で、バスの到着が10分ほど遅れましたが、それを集合場所で待つ間も、桜や若葉が美しく春爛漫のひとときでした。



先月は基礎部分の解体が進み、掘り出されたコンクリート瓦礫を粉砕した山があちこちにありましたが、今回はそれらが運び出されて、着々と更地になりつつある様子が見られました。

●2024年1月7日時の解体状況


●2024年2月4日時の解体状況


●2024年3月3日時の解体状況


●2024年4月7日時の解体状況



隣の国士舘大学の満開の桜を眺めつつ、坂道を上がってよこやまの道に進みました。
次々に春の草花に出会い、ウグイスも鳴いています。
自然豊かな環境に恵まれた場所なんだ、ということを改めて実感しながら、広場でミニ集会を行いました。



多摩の永山に、先祖代々、住んでおられるHさんにお話を伺いました。


かつて多摩村の連光寺は御猟場で、明治14年に第1回の明治天皇の兎狩りが行われたそうです。
曾祖父は宮内庁から任命され、御狩場の監視人として貝取村と乞田村を担当、家では、キジ狩りに使うメスのキジを飼っていたとのこと。
近藤勇とも交流があったとか、大変興味深い内容でした。
また、多摩ニュータウン開発により、多摩村や住民にとって環境や暮らしが激変したことなどについてお話がありました。公団の買収価格は一坪あたり、丘陵(山地)地帯が800円、田畑が1,000円~1,200円だったそうです。
Hさんはお宅の敷地内に「多摩こども資料館」を設置されていて見学ができます。

そして府中から参加された「カルト教団NO!府中市民連絡会(準)」の皆さんからは、東京農工大学の正門前に霊連世協会の教会の基礎工事が行われいったんストップしているが、別の場所に事務所を設けて、すでに多くの信者の出入りがあること、「5/19 怒りの市民パレード 第4弾」を予定していることなどが報告され、これからも多摩と府中で交流していきましょう、と発言がありました。



この日は終了後にオプションで、よこやまの道の自然観察をしながら散策を楽しみました。



次回は、5月5日(日)13時から、第5回見学会を実施します。
この頃にはキンランも見ごろでしょうか。どうぞご参加ください。