基礎部分へと解体進む!
明るい陽射しに恵まれた3月3日(日)、3回目の現地見学会を実施しました。
集合場所には30分前から続々と人が集まり、13時には約70名もの参加者で見学会がスタートしました。
歩道の通行者に気を配りながら、行列して施設予定地の入り口まで進みました。
入り口の囲い越しから、もうすでに既存の建物がなくなっているのがわかります。
大人数なので入り口に留まっていられませんが、初参加の方もかなりおられたので、「都立永山高校や国士舘大学、永山団地のこんなに近くに、旧統一教会が購入した土地がある」ということを改めて説明し、工事概要の看板を見てもらいながら移動しました。
いま解体工事は基礎部分まで進み、掘り出したコンクリートが小さく砕かれて、基礎がなくなった部分は大きくえぐられて土がむき出しになっていました。
かなりな大工事です。
●2024年1月7日時の解体状況
●2024年2月4日時の解体状況
●2024年3月3日時の解体状況
工事現場を見ながらよこやまの道に進み、植物に詳しい方から、全員にお手製のパンフレットが配布され、絶滅危惧種のタシロラン、マヤランについて説明を受けました。7月下旬から9月上旬に花を咲かせるそうです。
見学会を通じて、様々な形でよこやまの道を守ろうと声をあげてくださること、感謝にたえません。
多摩市は、詳細な「遊歩道・よこやまの道ガイドマップ」を発行しています。
「多摩よこやまの道」パンフレット(表) (PDF 3.6MB)
「多摩よこやまの道」パンフレット(裏) (PDF 3.3MB)
よこやまの道/多摩市公式ホームページ
今回、経済観光課からガイドマップを提供していただき、参加者に配布しました。
そのガイドマップに「ウメの園」と記載されている広場に移動して、ミニ集会を行いました。市議会議員からの発言、府中市の旧統一教会分派の施設建設に反対している府中市民の方、建築関係の方、親族が旧統一教会に入信していた方、などなど参加された皆さんからの発言が続き、最後に神子島共同代表から、市民が明確に反対の意思表示をしていくことが建築をストップさせることにつながること、そのためにも毎月の現地見学での監視活動が大事、との発言がありました。
次回は、4月7日(日)13時から、第4回見学会を実施します。
7日は、土地の歴史に詳しい方が参加予定です。
また、オプションのアクションとして、見学会終了後、近辺を自然観察して歩く予定です。
次回もご参加、よろしくお願いします。