統一教会の多摩市進出に関する考え方

統一教会はNO!多摩市民連絡会では、多摩市を代表する市議会議員が今回の問題についてどう考えているかを尋ねました。
各議員から返事が届いた順に報告します。

(コメント返信順・敬称略)

いぢち恭子

旧統一教会の活動によって市民生活が破壊され、家庭の絆が失われた事例は枚挙にいとまがなく、それに対して司法の判決も出ています。

宗教法人としてではなく、反社会的活動を行う組織としての教会に対して、私たちは毅然とした態度を示す必要があります。

彼らが過去の活動に対して反省や謝罪の意を示していない点も重要です。

市民の安心・安全な生活を守り、新たな犠牲者を生まないためにも、市民のみなさんと一緒にしっかりこの問題を考えていきたいと考えています。

おにづかこずえ

子ども達の未来と

市民の暮らしを守る為に

統一教会多摩市進出はNO

池田 桂

旧統一教会は、マインドコントロールで、強制結婚、悪徳商法や献金による多額の借金で多くの人々の幸せを犠牲にしてきた団体です。多摩地域で育った、地域の宝でもある、永山高校の学生さんや、未来に希望を持って入学してきた、志ある国士舘大学の学生さん達が、悪質なマインドコントロールの犠牲になる事は絶対に避けなければなりません。心が弱くなった時に何かにすがりたい気持ちを利用して、人の幸せを奪うような団体の拠点を、多摩市に作らせないためにも、是非、皆様のご協力宜しくお願い致します。

小林憲一

先日の市議会議員選挙を前にして、多摩市では、統一協会(ママ、以下、同じ)との関係で、2つのショッキングなできごとが明らかになりました。

 1つは、統一協会が多摩市内に6,300平米という広大な土地を購入していることが明らかになり、彼らが多摩市に進出してくる危険性が現実のものになったこと、もう1つは、統一協会と深い関りをもつ都議会議員と市議会議員がいるということです。

 1つめの問題については、あらゆる手段を使って、その進出をストップさせなければなりません。あらゆる手段のなかには、法や条例など法的な手段もあるだろうし、多摩市民を先頭に日本全国の市民による世論の力で、彼らの手を止めたいと思います。同時に、これはけっして統一協会が多摩市に進出して来なければそれでいいという問題ではありません。世界のどこででも彼らの反社会的な活動を許さないという、そのことを、この多摩市から声を上げて行く、そういう運動にしたいと思います。

2つめの問題について言えば、「統一協会と関りを持っている(持っていた)」ということの反社会性について、政党や政治家は深刻に受け止め、深い反省をしてもらいたいと思います。彼らと関りを持つことが、たとえ意図していなかったとしても、結果的には、国会議員や地方議員、その所属する政党が、統一協会の「広告塔」となり、彼らの活動に「正当性」を与え、その反社会的活動を50年以上にわたって助長してきたわけです。今回の統一地方選挙の直前にも、統一協会の信者2世などの有志でつくる「統一決別地方選実行委員会」は、統一協会との関係が報道された都道府県議と政令市議をデータベースにまとめ公表するとともに、統一地方選の立候補者に、統一協会との「決別宣言」に署名するよう呼びかけました。これは、これ以上、被害を拡大したくないという、信者2世の方たちの切実な思いからです。

多摩市で統一協会との関係を指摘された政治家は、いまに至るも「統一協会とどういう関係にあったのか?」「いま、その関係についてどう考えているのか?反省しているのか?」「今後、統一協会と関係を断つ気があるのか?」……それらのすべてについて明らかにしていません。その態度は、先に紹介した信者2世の方たちの思いを踏みにじるものだと思います。この問題についてもあいまいにしない……そういう運動にしていきたいと思います。

岩崎みなこ

私たちの街多摩市は、京王桜ヶ丘駅や多摩川に近いの既存地域と多摩丘陵に40年程前からまちづくりを始めた多摩ニュータウン地域から出来ています。

 この街では、多摩市で生まれ育った人が暮らす一方、ふるさとが異なる人たちが共に自治基本条例の精神に則り、寄り添い、助け合い平穏に暮らしています。

 是非、この愛すべき街が、今までと変わらずこれからも引き続き、若い人や子どもたちにとって、楽しく、笑い合える街であるようにと強く願っています。

橋本由美子

統一協会は、さまざまな反社会的な行動をおこなってきたと思います。「宗教2世」と言われるかたの著書などを読んでも、まさしく「人権侵害」としか言えないことが、その団体のなかでは、許されていたことに驚きます。

私は、統一協会が「ジェンダー平等」に逆行する考えを持ち、それを一部の自民党議員等と共闘関係をもちながら広げようとしてきたことに大きな問題を感じています。「同性婚反対」「家庭をすべての基本とする」などの考えで、「女性の社会進出」や「選択的夫婦別姓」まで反対し「マイノリティ」の人たちの生きる権利にまで圧力をかけています。

多摩市に「世界平和統一家庭連合(統一協会)」が土地を購入したということは、反社会的カルト集団としての活動の場を私たちの街で展開したいという意思表示だと受け止めています。その点では、多くの市民にとって歓迎されるものではないはずです。多くのかたに「統一教会はNO!多摩市民連絡会」に賛同していただき、「建物づくりも布教活動も許さない」立場でみなさんと協力していきたいと思います。

上杉ただし

統一協会が市内に「土地購入」という情報が入り、登記簿を取って確認したところ、永山7丁目の尾根幹線沿いの「お菓子工場」跡地、約6,300㎡を、昨年4月から統一協会が所有していることが明らかになりました。

高額献金など詐欺的反社会的な手法で信者などからむしり取ったお金を土地購入に充てているわけであり、ここに彼らが活動拠点をつくる可能性も十分にあります。

今回、統一協会が土地購入した場所のすぐ近くには、都立永山高校や国士館大学があります。統一協会はこのような高校や大学でも原理研究会といった団体名で活動しています。一旦、原理研究会に入会させられてしまえば、多額の献金を強いられる他、友人知人との交友を制限されられます。

多摩市に反社会的カルト集団である統一協会の進出を許すわけには行きません。この事実をたくさんの人に知らせて、多摩市民の総意で統一協会の施設は多摩市に作らせない、統一協会への解散命令請求を国に対しても求めていきましょう。

大くま真一

「多摩市内に統一協会が広大な土地を購入している」という情報を初めて耳にした際には非常に驚き、同時に「なんとかしなければ」と思いました。

雑誌や新聞、テレビなどでも報道されるようになり、「ストップをかけられるかどうか」は全国的にも注目されています。報道では、統一協会もこの土地の利用方法を決めあぐねているようです。そのまま撤退させましょう。

拠点をつくられてしまえば、反社会的カルトの草刈り場に、また、全国から集められた「信者」の洗脳や被害の強化の場にされてしまうかもしれません。私たちの街、多摩市を「統一協会の街」にさせないために頑張ります。

この問題は多摩市などだけの問題ではありません。早期の解散命令を実現させ、社会問題化している反社会的活動を封じ込め、賠償などで償わせることも必要です。この実現のためにも多摩からも声を広げていきたいと思います。

残念ながら、多摩市に関係する都議や市議のなかでも、統一協会との接点が報じられた議員や関係が疑われる議員の名前が挙がっています。市民世論の力で包囲し、市民の側に立たせることが必要です。

議会の内外問わず、多くの市民のみなさん共に全力をつくします。

岸田めぐみ

判決で違法だと認められた行為はもちろん、旧統一教会の入信者やその家族、2世の方々を苦しめ、悲惨な状況をつくる行為は人権侵害でもあり、拒むべきものです。私たちが望むのは「一人ひとりの人権が尊重され、幸せに暮らしていけるまち」です。それはこれからも変わることがありません

しのづか 元

その組織的な活動に反社会性が指摘されている、旧統一教会が多摩市永山に約6.300平米の土地、建物を取得したことが明らかになりました。

この土地は学校施設に隣接し、住宅地にも近い立地で市民の皆さんの不安は募るばかりです。

今こそ市民、議会、行政の連帯で、今後の展開にストップをかけなければいけません。共に頑張りましょう。

岩永ひさか

旧統一教会については、現在、国においても宗教法人法に基づく調査が実施され、実態把握に向けて取組みが進んでいますが、昨年来、次々と明らかになってきた事実を私たちは見過ごすことができないと考えます。市民のみなさまの心配や不安を解消していくためにも、共に考え活動を重ねていきたいと思っています。

公明党多摩市議団
あらたに隆見
三階道雄
池田けい子
渡辺しんじ
本間としえ

旧統一教会 多摩市進出について まず、宗教団体や信仰を持つ方々が政治に関わってはならないとする誤っ た論調が一部にありますが、宗教団体が、その思想信条に基づき特定の政治 家や政党を支援することや政治活動を行うことは憲法上保障されていることか ら、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題は「政治と宗教の問題」では なく、「社会的な問題、トラブルを多く抱えている団体と政治の関係」と捉えるべ きだと思います。 旧統一教会は、かつて霊感商法などで社会的な問題を引き起こし、今もさま ざまな問題を抱えており、その組織のあり方についての反社会性、個別の活動 についての違法性、又は不当性が指摘されている団体です。 そのうえで、今回の旧統一教会が市内の土地を購入していた件については、 市民からのご心配の声や、隣接する国士舘大学、都立永山高校の学生や保護 者の方々から不安の声が公明党市議団にも寄せられており、落ち着いた日常 生活を送る上でも、また教育環境上からも大変危惧するところです。 さらに、旧統一教会の活動拠点が市内に建つようなことになれば、多摩市の "まち”としての印象や価値が大きく変わることに懸念を抱く人が少なくありま せん。 民間で行われた不動産取引については、口をはさむことができない現状で はありますが、国が旧統一教会に対して解散命令に向けての質問権を行使し ている状況を注視し、多摩市においては関係諸機関と緊密に連絡を取ってい ただくことを要望してまいります。公明党多摩市議としては、知りえた情報は速 やかに市民と共有し、市民、学生・生徒が安心した日常が送れるよう対応して まいりたいと考えております。

※公明党多摩市議団の5名の統一のコメント

しらた 満

市民の安全や安心を脅かし、学生や子どもたちに不安を与える施設は必要ありません。今こそ!国民・市民の願いを叶える政治が必要です。古くから人々が大切にしてきた多摩のよこやまの道をはじめ、今後の多摩ニュータウン尾根幹線沿道の諏訪・永山エリアの将来像の検討を進めるためにも、多摩市を愛する全ての人々と共に立ち上がり、旧統一教会の進出を止めるために、今後私たちは、力を合わせて慎重に行動して参りたいと思います。

藤條たかゆき

旧統一教会の多摩市への進出に対しては、市民の皆さんも大きなご不安を感じておられることと思います。
トラブル団体による被害者の救済を目的に「悪質献金被害救済法案」を国会でも議員立法として提出しました。
立法府として、こうした問題に政治が果たせる役割があると思っています。

今後、市議会としても、市長行政と連携しながら纏まった行動をすることが必要な場面も訪れると思います。
解体工事が着工したいま、市長より教会側に対して質問状を出しております。
7月13日をその期限として通告しており、それに対して先方の回答待ちという状態です。
質問状への回答も踏まえて、市として、市議会として、市民として何ができるのか、今後も手段を探りながら見極めたいと思っています。

多摩市の明日を考える会
(あすたま)
遠藤ちひろ
中島律子

【市議会議員にも旧統一教会関係者からの抗議殺到】
6月議会における旧統一進出反対の一般質問後、各議員の元には抗議のメールや、元信者の訪問が相次いでいます。
わたしも面と向かって「なぜ旧統一教会が反社会的と言えるのか」と抗議されたり、訴訟をほのめかすメールを受け取りました。
何百万円もの訴訟をちらつかされるのは気持ちの良いものではありませんが、ひるむことなく市議会として毅然と立ち向かい、多摩市民及び近隣住民の安心・安全を守って参ります。

【進出に断固、反対します】
多摩市の明日を考える会(あすたま)は、旧統一教会の多摩市進出反対はもちろんのこと。これ以上霊感商法や強引な寄付被害を増やさないためにも、文部科学省(文化庁)による一刻も早い解散命令請求の提出を求めます。
政府の解散命令請求をうけて裁判所が解散命令を下せば、旧統一教会は宗教法人格を剥奪されることになります。
市民・国民の皆さま、ともに声を上げていきましょう。

折戸小夜子

7月3日、旧統一教会は、購入した多摩市永山の土地の建物解体工事を始めた。
新たな拠点・大規模な宿泊・研修施設などの建設を目指し一歩も引かない構えだ。
市長は教団側に工事中止を求める質問書を送った。
その回答の内容は「市に土地利用計画を制限する法律上の権限はない」と市民の不安などどこ吹く風で嘯く傲慢な態度だ。
危機的な事態です。だめはダメと100万人の市民の声を集めましょう。
市民の覚悟を今こそ示す時です。
皆様と一緒に頑張りましょう。

きりき 優

こちらで個人のメッセージをお伝えします。

いいじま文彦

こちらで個人のメッセージをお伝えします。

石山ひろあき

こちらで個人のメッセージをお伝えします。

松田だいすけ

こちらで個人のメッセージをお伝えします。

藤原マサノリ

こちらで個人のメッセージをお伝えします。

会派名議員
日本共産党橋本由美子小林憲一大くま真一池田 桂上杉ただし
公明党三階道雄あらたに隆見池田けい子渡辺しんじ本間としえ
あすたま・維新藤條たかゆき遠藤ちひろおにづかこずえ中島律子
自民党きりき 優いいじま文彦石山ひろあき松田だいすけ
ネット・社民の会岩崎みなこいぢち恭子岸田めぐみ
青空りっけんしらた 満
多摩みらいの会しのづか 元
志政会藤原マサノリ
多摩の風折戸小夜子
夢まち会議岩永ひさか
市長メッセージ
国士館(大学)声明
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