鈴木エイトさんが語る山上裁判の論点
10/28の山上裁判のスタート時の記事に当会が記したように、鈴木エイトさんがAERAの中で、この裁判を考えるうえで大事な論点について語っています。ぜひ、読んで頂ければと思います。
「(前略)ただ一点気になるのは、政治家との関係において、自民党が詳細な検証を行わず簡単な自己申告制の点検で済ませてしまったため、明確な裏付けがないまま、山上被告が旧統一教会と安倍晋三元首相との関係をどう捉えていたかという点が、あくまで『彼の認識の問題』としてのみ処理されてしまう可能性があることです。
安倍昭恵さんの存在もあり、『まったく無辜(むこ)の政治家が一方的に殺され、その妻が悲しんでいる』というナラティブが前面に出てくる状況もあります。そのためか、初日の裁判終了後、テレビの情報番組でコメンテーターが安倍昭恵さんの人柄を褒め称えたうえで『彼は反省しているのでしょうか』といった発言をしていました。
もちろん、殺人という犯罪を犯したことは許されるものではありませんし、殺された側に相応の落ち度があったとまではいえません。安倍元首相が山上被告の家庭に対して直接何かをしたわけではなく、その点においては確かに逆恨みと言えます。
ただ、これだけ大きな被害を生んできた団体による被害実態という事実がある中で、それを本来取り締まるべき立場にある政治家が放置してきた、あるいは、教団友好団体のイベントに(安倍首相が)ビデオメッセージを出すなどして加担してきたとも取れる動きがあったことに対し、山上被告がどう感じたのかという点については、一定の審理がなされるべきだと思います。
その点を報じるのは、我々メディアの責任でもあります。この問題の本質がどこにあるのかということを、裁判で審理される範囲を超えて広く伝えていく必要があると思います」。
記事引用
山上徹也被告は「傍聴席の受け止めを気にしていた」 鈴木エイトさんが初公判で受けた衝撃とは
11/3(月) 10:30配信 AERA DIGITAL
安倍晋三元首相銃撃事件で殺人や銃刀法違反などの罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判の初公判が10月28日に行われた。公判は3日連続で行われ、この後は年末までに最大19回開かれる見通しだ。事件の背景にあった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を20年以上追いかけてきたジャーナリストの鈴木エイトさんは、傍聴席で「衝撃を受けた」という。注目の初公判はどのようなものだったのか。話を聞いた。
AERA編集部・古寺雄大
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