解散命令決定の文書を読み込んだ各紙報道、ジャーナリストからニュースが飛び込んで来ました!

>平成21年6月23日、責任役員会及び評議員会議において、残余財産の帰属先について、北海道帯広市に主たる事務所を置く宗教法人である天地正教とする決議を行った。

平成21年(2009年)旧統一教会は、コンプライアンス遵守の問題が起きた際に、既に財産の移譲先を決めていたことがわかりました。
天地正教は、北海道帯広市にあり、広大な土地を手に入れた旧統一教会の管理下に置かれています。旧統一教会の勅使河原秀行・総務局長も3月上旬、毎日新聞の取材に対して「確かに天地正教は当教団の中にある」と述べて、傘下にあることを認めました。2024年9月には、帯広市の西にある清水町で、田中富広会長をはじめ旧統一教会の信者たちが集まり、「聖火式」なる大きなイベントが開かれていました。

ジャーナリストの鈴木エイトさんも、いち早く3/26のXの投稿でこの問題に触れ、懸念を示しています。
鈴木エイトさんX投稿

下記には、2022年10月5日にHBC(北海道放送)が報じたニュース(Youtube)があります。
映像には驚くべき、天地正教と旧統一教会の関係が描かれています。必見です!!
中には、天地正教と旧統一教会との関係はないとうそぶく場面も、証拠として残っています。
教団のやり口を知るこの2年前に撮られていたニュースは、状況を理解するにあたって重要な映像です。
旧統一教会〝信者2世〟が告白…かつて北海道に〝聖地〟宗教団体「天地正教」との深い関係

天地正教に資産が移れば、解散後も教団は別の法人として、これまで同様の税制優遇措置を受けながら活動を続けられることになります。
早々と手を打っていたことで、多摩市の土地も名義を変更される可能性が出たということになります。
あらゆる監視方法の手を打って、新たな行動に出ていないか、今後も一層注視していく必要のあることが鮮明になりました。

記事引用

旧統一教会、16年前に別法人を資産移譲先に 解散確定でも活動後継か

毎日新聞 2025/3/29 05:00(最終更新 3/29 12:05)

東京地裁から解散命令を下された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が16年前、教団の解散を想定し、資産を移す先として北海道帯広市に本部を置く宗教法人「天地正教」を指定していたことが、地裁の決定内容から判明した。教団は、毎日新聞の取材に対して、天地正教が実質的な傘下にあることを認めており、解散後も別の宗教法人格を使って活動を続けようとしていた可能性がある。

地裁の決定内容によると、旧統一教会は2009年6月、責任役員会と評議員会を開き、解散後の「残余財産」について「帰属先は天地正教とする」と決議した。霊感商法を巡って教団傘下の会社の社長が逮捕された事件があり、教団が「コンプライアンス宣言」を出した時期だった。

※続きは、以下のリンクからお読みください。

引用元:旧統一教会、16年前に別法人を資産移譲先に 解散確定でも活動後継か

謎の宗教法人「天地正教」 旧統一教会解散命令に「抜け道」の懸念