2023年3月に、多摩市永山の土地を旧統一教会が取得して以来、多摩市議会と共に、教団に対して新たな建物の建設を白紙撤回するよう強く求めて来た多摩市の阿部市長が、多摩市のWEBページにおいて正式にコメントを発表しました。
記事引用
宗教法人世界平和統一家庭連合に対する解散命令に関する多摩市長コメント
本日、東京地方裁判所から宗教法人世界平和統一家庭連合(以下「旧統一教会」といいます。)に対する解散を命じるとの判断がありました。これまでの長年にわたる旧統一教会の法令に反する行為から当然の結果であり、司法の毅然とした判断を高く評価するものです。
これまで被害者の声を文部科学省が真摯に受け止め、宗教法人法に規定される報告徴収・質問権行使等により得られた多数の資料を基に、広範かつ重大な被害が生じていることを確認し、かつ宗教法人審議会の意見を踏まえ、慎重かつ丁寧に進められたことの賜物と考えています。
ただし、今後、解散命令が確定するかも含め、引き続き旧統一教会側の動向を注視してまいります。
なお、宗教法人世界平和統一家庭連合に対しては、裁判所が解散を命じた経緯を真摯に受け止めるとともに、現在、多摩市永山七丁目に保有する土地については、既に本市及び市議会から申し入れたとおり、新たな施設の整備を直ちに白紙に戻すよう強く求めます。
令和7年3月25日
多摩市長 阿部 裕行