2013年の参議院選挙直前、自民党本部の総裁応接室で、統一教会関係者と自民党議員が面談した際の写った写真がみつかったと朝日新聞デジタルが報じた。複数の関係者によると、面談は「教団側による自民党候補者の選挙支援を確認する場だった」と証言している。
写真に写っていたのは、以下の面々。
・安倍晋三首相(当時)
・党総裁特別補佐・萩生田光一氏
・岸信夫・元防衛相(安倍氏実弟)
・教団会長・徳野英治氏(当時)
・教団関連団体「全国祝福家庭総連合会」総会長、その後教団世界会長に就いた宋龍天氏
・教団友好団体・保守系政治団体「国際勝共連合」会長・太田洪量氏
・勝共連合幹部2人
裏金問題も統一教会と自民党の関係についても、何もはっきりしないまま、自民党総裁選を迎えるこのタイミングで写真が見つかったことが、自民党にこの問題を避けて通れないと認識させることになれば幸いである。
記事引用
安倍晋三氏と旧統一教会会長、自民党本部で選挙支援確認か 写真入手
2024年9月17日 4時00分(朝日新聞デジタル・有料記事)
安倍晋三首相(当時)が2013年の参議院選挙直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられることが複数の関係者への取材でわかった。自民党の萩生田光一・元経済産業相や岸信夫・元防衛相、教団の友好団体トップらが同席。朝日新聞は面談時とされる写真を入手した。
面談は参院選公示4日前の13年6月30日だったといい、複数の関係者は取材に「教団側による自民党候補者の選挙支援を確認する場だった」と証言した。
関係者によると、安倍氏が面談したのは、当時の教団会長の徳野英治氏や、教団関連団体「全国祝福家庭総連合会」総会長でその後に教団世界会長に就いた宋龍天(ソンヨンチョン)氏、教団友好団体で保守系政治団体「国際勝共連合」会長の太田洪量(ひろかず)氏。勝共連合の幹部2人も同席した。自民党側は総裁の安倍氏のほか、党総裁特別補佐だった萩生田氏と、安倍氏実弟の岸氏が出席した。
入手した写真は複数あり、安倍氏が徳野氏らと並んで立つ姿や、安倍氏が着席して徳野氏らと話す場面だった。こうした写真は例がない。
編集委員・沢伸也 高島曜介
※続きは、以下のリンクからご確認ください。