「念書」も「動画」も無効 献金返還へ教団に一撃!!
これまで返金を求めないとして信者が教団に対して提出していた「念書」およびその様子を記録した「動画」などが、足かせとなって、返金訴訟をなかなか起こせなかった現状に、画期的な判断がくだりました。
母親が納めた1億円超えの献金を返金するよう娘さんが7年間闘った裁判で、最高裁判所は7月11日、高齢の母親が書いた「教団に返金を求めない」という念書は無効(念書作成時、母親は86歳)だと初の判断をし、救済に道を開きました!!
裁判の途中で母親は亡くなり、娘さんが1審、2審の敗訴から上告して勝ち得た画期的な裁判となりました。
娘さんは「やっと裁判所が認めてくれた。非常に納得する結果。裁判所への不信感しかなかったが、信頼に足る審理と判決があるんだということを、今日初めて知った」「他の被害者の救済のために役に立つのであれば、すごくうれしい」と声を震わせて語りました。
<判決の骨子>
●「返金や賠償を一切求めない」とする念書は、高齢の元信者に、一方的に大きな不利益を与えるもので公序良俗に反する上、「裁判を受ける権利」を制約するものである。
●献金勧誘のあり方が、献金によって通常の社会生活が維持できず困難になるレベルで行われ、社会通念上相当でない。
最高裁は、献金を勧誘した行為の違法性や教団の責任について、東京高等裁判所で審理をやり直す命令も出しました。
この救済判断を力にして、全国の被害者もこれに続いて頂けたらと切に願います。
記事引用
旧統一教会 “教団に返金求めない”念書は無効 最高裁が初判断
2024年7月11日 19時30分 NHK NEWS WEB
旧統一教会の元信者や家族が教団に支払った献金を返すよう求めた裁判で、最高裁判所は11日、高齢の元信者が書いた「教団に返金を求めない」という念書は無効だとする判断を示しました。その上で、献金を勧誘した行為の違法性や教団の責任について、東京高等裁判所で審理をやり直すよう命じました。
※続きは、下記リンクからご確認ください。動画もあります。